推拿(すいな)は四千年の歴史を誇る中国固有の治療医術です。手技治療ですので、痛みのある個所に直接刺激を与えて施術をします。痛みがある所に触れると、知覚神経がその刺激をとらえ脳が鎮痛物質を分泌します。患部を刺激すると患部の血流が良くなることで体温が上昇し、発痛物質の代謝を促します。その結果、疼痛閾値(痛みに対する許容量)が上昇し痛みを取ることが可能なのです。
消化器系: 自律
神経系が整い、胃腸の蠕動運動と膵臓の消化液の分泌機能を良くする。消化不良、便秘、下痢、胃炎の改善がみられる。
心臓血管系: 血管そのものに働きかけるため、血管を拡張させて血流を改善し、血圧を下げる。また、血液をサラサラにする作用もあり、LDLコレステロール値を低下させる。血液の循環とともに、リンパ液の循環も改善される。
免疫系: 血流が良くなることで体温が上昇し、白血球のバランスは働きを調え免疫力を上げる。
呼吸器系: 体の緊張をとることで、深い呼吸をすることが出来るようになる。
尿・便等の排泄系: 自律神経を調え、排泄機能を正常にする。
心地良いリズミカルな手技で体の深部にまで波動を送りコリをほぐし歪みを調整して、単に筋肉や関節などの運動器系の治療にとどまらず、ツボや経絡を通じて気血を調整して